妊活以上不妊治療未満の状態
夫婦そろってアラフォーの我が家は、1人目の息子の卒乳のタイミングで2人目の妊活を始めました。
当時の僕はまだ不妊の知識など全くなく、35歳を超えると高齢出産ということくらいしか知りませんでした。
1人目が生まれていたので、2人目も大丈夫だろうとなんとなく思っていたんですね。
しかし、実際には35歳を超えると妊娠の確率はどんどん下がっていきますし、流産などのリスクはどんどん上がっていくということを知りました。二人目不妊という言葉を知り、これはもっと真剣に妊活に取り組まなければと考えを改めたのです。
今の状態は、妊活は始めているが、まだ不妊ではなく不妊治療も行っていない状態です。
1年間妊活を続けて自然妊娠できなければ不妊ということですが、まだ1年たっておらず、とはいえ年齢的には時間がない。
いつ検査を受けようかと話をしている状態で、いわば「妊活以上不妊治療未満」の状態です。
夫の不妊の原因がED(勃起不全)や射精障害の場合は妊活中のセックスにも影響があるので、比較的すぐに不妊治療をしようという話ができるかと思います。しかし、ED(勃起不全)や射精障害以外の原因の場合はほとんど自覚症状がないといわれています。
つまり、通常のセックスができている状態だと、男性側に不妊の原因があっても気づきにくいんですね。
そのような状態で夫の妊活として、自分の身体に対してできることは何かあるのでしょうか。
とにかくアンチエイジング
夫の妊活として自分の身体にできることは、とにかくアンチエイジングです。アンチエイジングといえば女性がするものというイメージ化もしれませんが、身体の老化を防ぐという意味では男性にとっても重要です。今後不妊の検査をするかどうかにかかわらず、精子をできるだけ若い状態に保っておくことは妊活をするうえでの基本的な考え方になりますね。
アンチエイジングは妊活だけでなく、健康な身体をたもつという目的でもよく聞きますよね。
最近では健康寿命という言葉があるように、いつまでも健康に生活をしようと考えられるようになっています。
そんなアンチエイジングは活性酸素との戦い方が全てといっても過言ではありません。活性酸素は体内でエネルギーを作る時に発生してしまうのですが、ある程度の量は体内に必要なものなんです。しかし量が増えすぎると様々な問題を引き起こします。
40歳にもなると気になってくる、AGA、ED、老眼、加齢臭、かくれ肥満、なども活性酸素が原因の一つになっています。
妊活に関わってくるEDの原因にもなるんですね。つまりアンチエイジングに取り組めば精子を若く保ちつつEDを防ぐことができるわけです。
では、アンチエイジングに取り組むために、活性酸素とどう戦っていくかを考えてみましょう。
活性酸素との戦い方
活性酸素は、体内でエネルギーを作る時に発生し、ある程度の量は体内に必要ということでした。
しかし、現代社会では様々な要因で必要以上の活性酸素を体内で発生させている人がたくさんいます。
体内での活性酸素を適正な量に保つために、次の2点から対策を考えてみましょう。
- 活性酸素を増やし過ぎない
- 活性酸素を減らしやすい身体にする
活性酸素を増やし過ぎない
活性酸素を増やし過ぎる要因として、ストレス・タバコ・紫外線などがあげられます。
虚血やストレスなどの病的な状態や、紫外線や放射線・大気汚染・タバコ・薬剤・金属・酸化された食べものなどをとることでも活性酸素がより多く発生します。適度な運動は健康にメリットがありますが、過度な運動は酸化ストレスを高めます。
妊活という視点でも、タバコはよくないですね。また、運動は体にいいものと思っていましたが、過度な運動になると活性酸素が発生してしまうというのは意外でした。
酸化された食べ物もよくないということですが、活性酸素を増やす食品としては、添加物を含むもの・脂分の多いものなどがあげられます。できるだけ無添加で、脂分の少ないものを心がけるようにしましょう。
活性酸素を増やさないためには、ストレスをためずに体に良い食事をして、適度な運動をする。健康のためには当たり前のように聞こえることばかりですが、実践できているかというとまだまだ改善の余地があることばかりではないでしょうか。僕も改めて意識しながら生活していこうと思います。
活性酸素を減らしやすい身体にする
活性酸素を増やさない生活を目指すとして、増えてしまった活性酸素に対抗できる体にしておくことも重要です。活性酸素を減らす作用のある物質のことを、抗酸化物質といいます。これらの抗酸化物質をとる習慣をつけることが重要になってくるわけですね。
抗酸化物質として有名なものは次のようなものがあります。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- コエンザイムQ10
- アントシアニン
- イソフラボン
- カテキン
- β-カロテン
- アスタキサンチン
結構いろいろな種類がありますね、これらを含む食品をとるように心がけましょう。具体的な食品でいうと次のようなものがあります。
- バナナ
- プルーン
- アボカド
- 納豆
- アーモンド
体に良いイメージがある食品が多いですよね。朝食に時々取り入れてみてはいかがでしょうか。
サプリメントだと、それぞれの栄養素のサプリメントもありますし、妊活用サプリメント・加齢臭対策サプリメント・AGA予防サプリメントなど目的に合わせて複数の栄養素を組み合わせたサプリメントもありますね。僕の場合は妊活が目的なので、妊活用サプリメントか、それぞれの栄養素のサプリメントを組み合わせるかを検討しようと思います。
僕の個人的な意見ではコエンザイムQ10が気になっています。というのも、27~39歳の男性不妊症患者55人を対象にした研究で、1日200mgのコエンザイムQ10を6ヶ月のむと、精子の運動率が高まることが確認されたそうなんです。影響を受けやすい僕はこういう研究結果を聞くと飲んでみようと思ってしまいます。
コエンザイムQ10は酸化型と還元型があり、還元型の方が吸収の効率が良いそうです。
次にご紹介するカネカ、リケンの還元型コエンザイムQ10は1日の目安量で100mg摂取できます。先ほど紹介した実験での摂取量よりは少ないですが、まずは飲み始めてみることが大切かなと。
カネカの還元型コエンザイムQ10
毎日を健康に過ごしたい方をターゲットにしています。2週間お試しで500円なので、まずは試しに飲んでみるというのもよいのではないでしょうか。定価だと1ヶ月分3,800円くらいで売っているようです。
◎⇒還元型コエンザイムQ10を2週間お試し500円で購入する
Amazonなどで売っている還元型コエンザイムQ10だとリケンという会社が販売いしているものが一番安いようです。1ヶ月分で1,980円でした。まずはカネカの500円で試してから、カネカで継続するか、リケンに変えて継続するかという感じでしょうか。
まとめ
妊活以上不妊治療未満の状態では、まずアンチエイジングをして体を若い状態に保つ努力が重要になります。
そのためには活性酸素を増やさない努力と、増えてしまった活性酸素を減らす努力の2つが必要ということでした。
増やさないためには、食生活だけでなく、適度な運動やストレスをためない生活を送るよう心掛けましょう。
また減らす努力としては抗酸化物質をとる習慣をつけることが望ましいです。
抗酸化物質については、食品からだけでなくサプリメントからも補給することができるので、目的に合ったサプリメントを探してみるのもよいのではないでしょうか。