妊活

妊活はいつまで続けるべき?

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妊活を始める時は終わる時も考えておく

今年の夏から二人目の子供のための妊活を始めました。
日々の生活の中ではサプリを飲んだり、基礎体温を付けたりといった活動になります。

日々の活動は特に問題なくできているのですが、問題は妊活を終える時のことです。

もちろん二人目を妊娠して、出産するということができれば妊活も無事終了です。
しかし、アラフォーの僕たちは違うシナリオも想定しておかなくてはいけません。

なかなか妊娠しない場合に、不妊治療に入るのか、入ったとしてどこまでやるのかということです。
そのためには不妊治療での負担をどこまで許容するかを話し合っておく必要があります。

不妊治療するうえでの4つの負担

どこまで不妊治療での負担を許容するかを考えるには、どのような負担があるかを把握しておく必要があります。

大きくわけて次の4つの負担があります。

  • 身体的負担
    不妊治療もステップが進むほど、身体にかかる負担が大きくなります。
    特に女性は薬の服用や手術なども必要になってきます。
  • 精神的負担
    思うように妊娠できないと、なぜだろう、何がいけないのか と不安になっていきます。
    自分に理由があると自己嫌悪に陥る人もいます。
    色々なプレッシャーを必要以上に感じてしまうこともあるでしょう。
  • 経済的負担
    不妊治療の一つ一つにも費用がかかります。
    特に、体外受精のステップに入ると数十万円という費用になっていきます。
    国からの助成金もありますが、もらうための条件があったり、費用も限られています。
  • 時間的負担
    不妊治療には通院が必要です。体外受精となると入院も必要になってきます。
    仕事をしながらの不妊治療となると、仕事と治療のバランスのとり方も難しくなります。
    時間的負担が精神的負担につながるということもあるでしょう。

不妊治療やめるタイミングを決めておく

これらの4つの負担をできるだけ軽くできるように、夫婦2人で力を合わせていく必要があります。
しかし2人の力だけではどうにもならない部分があることも事実。

そこは冷静に、何度も話し合って、不妊治療をやめるタイミングを決める必要があります。
そのためには次のようなポイントで考えていくと良いでしょう。

  • いつまでつづけるか
    何歳になるまで続けるかということをベースに何年何月までは不妊治療を続けるという決め方ができます。
  • いくらまで費用をかけるか
    不妊治療のステップによって費用が違います。またサプリメントなど日々の妊活にかけるお金もあります。
    日々の活動には月いくらまで。
    病院での治療に関しては、トータルいくらまで。もしくは貯金がいくら以下になるまで。
  • どのステップまで続けるか
    不妊治療の中でも、タイミング法、人工授精、体外受精のどこまですすめるか。
    費用的なことだけでなく、身体や精神的な負担も考える必要があります。

日々状況は変わっていきますから、最初に決めたタイミングを絶対に守るという必要はありません。
二人で話し合いながら修正をしていけばよいと思います。

一番よくないことは、いつか妊娠するはずという根拠のない希望でずっと治療を続けていってしまうということです。

よくないことを自分ごととして考えることの難しさ

人は自分の都合のいいように物事をとらえるものです。

100人に30人あたる宝くじがあれば、当たる確率が高いと感じるでしょう。一方で、100人のうち40人が事故にあうと聞いても、自分は事故にあわないと考えます。

妊娠や出産は宝くじや事故とは違います。
それでも、妊娠する確率が年齢とともに下がっていっても自分たちは妊娠する。
出産に関するリスクが上がっていっても自分たちは無事出産する 。と考えがちではないでしょうか。

色々なことが自分たちに起こるかもしれないと考えておくが必要ですね。

妊活は人生のプロジェクト

特に男性は、「不妊治療をすれば妊娠・出産できる」と考えている人が多いそうです。
妊娠・出産に関する知識不足からくるのだと思います。

正しい知識を得て、よくないことも起こるかもしれないと考える。
仕事をしている男性なら普段していることなのではないでしょうか。
いわゆるプロジェクトの考え方ですよね。

プロジェクトを進める時には常に前向きに、ゴールを目指しますが
想定されるリスクとその対処方法も考えておきます。

定期的に進捗を確認しながら、スケジュールや活動を修正していく。
まさに妊活は人生の一大プロジェクトになります。

女性は身体的、精神的な負担が大きく、落ち着いて状況を整理することはなかなか難しいかもしれません。

どのような負担があるかをしっかり理解したうえで対処していき、夫として妊活プロジェクトを成功させたいと思います。

 

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