サイトは大事

WELQ問題にみるコンテンツのあり方

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閉鎖に追い込まれたWELQ

DeNAが運営する医療情報キュレーションサイトのWELQが閉鎖に追い込まれましたね。
一時的な閉鎖のようですが、なかなかインパクトのある事件です。

ちなみにキュレーションサイトというのはWeb上にある情報をまとめて見やすくしてくれるサイトです
有名なところでは「NAVERまとめ」ですね。

僕はWELQというサイトは使ったことはありませんでした。
初めて聞いたのは、つい先日参加した某有名Webマーケティング会社の主催する「コンテンツマーケティングセミナー」。

セミナー中のトピック「1つの記事は何文字くらい書けばよいのか?」の中で参考になるサイトの1つとして紹介されていました。

3,000~6,000文字も書けば長文という中でWELQは1万文字を超えるような記事をたくさん書いていたそうです。

しかし、その記事の内容に問題があったようですね。
閉鎖のきっかけになったのは有名な永江さんの次の記事です。

情報源: DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回) | More Access! More Fun!

セミナー中にWELQの話が出てきた時も、どこか距離を置いている感じがあったんですよね。
Web業界の人からするとやはりどこか違和感のあるサイトだったのかもしれません。

Google 対 何としても検索結果の上位に表示させたい人たち

なぜDeNAという超有名企業が、サイトの閉鎖に追い込まれるようなことをしてしまったのでしょう。

結局のところWeb上でのビジネスはGoogleの検索エンジンに認められるかどうかが全てということなのではないでしょうか。

少なくとも今のWebの世界では多くの人がGoogleの検索を使って新しい情報にたどり着きます。
そのGoogleの検索結果に表示されないサービスはこの世の中に存在しないのと同じともいわれるくらいの影響力です。

ではそのGoogleの検索結果の上位に表示されるにはどうすればよいか。
答えは、「誰もわからない」です。
Googleの社員でさえもわからないというのが実情です。
サイトを評価する方法が複雑になり過ぎて全体を把握しきれていないのだそうです。

そんな中、過去には検索結果の上位に表示させるための色々な手法が存在しました。

・自分でたくさんサイトを作ってお互いにリンクをはる
・検索のキーワードをちりばめた意味のない文章を自動生成してサイトを作るなどなど・・・

これらの手法が増えることで意味のないサイトが増えてしまいました。
その結果、検索しても求めている情報にたどり着けなくなる事態となります。
そこで、Googleが検索結果のアルゴリズムを変更して、上記のようなサイトは不正なサイトとみなるようになりました。
ペンギンアップデート・パンダアップデートと呼ばれる検索アルゴリズムの変更です。

その後、無意味なリンクや文章を持ったサイトは減りました。
今ではコンテンツを作りこんでユーザーの求める情報を提供するサイトが検索上位に表示されるようになっています。

ここで考えないといけないのが「ユーザーの求める情報」とは何か、、
検索なので、欲しい情報が得られるサイトというのが上位になるのはわかります。
そこで問題になるのがキュレーションサイトの存在です。

例えば、「頭が痛い」人が検索で解決する方法を調べた時に、いいサイトというのはどのようなサイトでしょう。
・良い医者を紹介したサイトA
・マッサージ方法を紹介したサイトB
・サイトAの良い医者情報とサイトBのマッサージ方法をまとめたサイトC

場合によってはサイトCが上位に表示されることがあります。
しかし、まとめ方が正しい内容になっていなかったりすると問題ですよね。

今回のWELQは正しくない情報をいろいろな情報からまとめて公開していたことが大きな問題でした。
しかもそれを外部のライターに作らせていたそうです。

過去に不正なリンクを大量に作っていたサイトと、正しくないコンテンツを大量に作っていたサイト。
どちらもGoogleの上位に入りたいという考えだけで作られたサイトで、ユーザーのため、という視点が欠けているように思います。

コンテンツのあるべき姿

結局のところ正しいコンテンツを、求めるユーザーに適切に届けるというのがコンテンツのあるべき姿です。

他のサイトの情報を引用すること自体は悪いことではありません。
引用する情報が正しいかどうか、引用の仕方などを気を付ける必要があります。

WELQの件は、医療系という命に関係する重大な情報だったためにより問題が大きく取り上げられました。
しかし、趣味のサイトでも同じように、扱う情報の正確さは重要です。

発信する情報には責任をもってサイトを作っていく必要があると痛感しました。

同じ医療系の情報を扱うサイトで「ナースが教える仕事術」というサイトがあります。
ここは専門家の監修を受けた正しい情報だけを発信するサイトです。

このサイトを作っているのがウェブライダーの松尾さんという方で、Webマーケティングの世界では有名人。
WELQの件を受けて、松尾さんの評価はまた上がるんでしょうね。

松尾さんの書いた本、「沈黙のWebライティング」が先日出版されています。
もちろん僕も買いました。
サイトを作るうえで重要なことが詰まった良書なので、Webマーケティングに興味のある方にはオススメです。

 

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