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まだまだ若い気でいたけれど
妊活の情報は女性に関するものの方がよく耳にしますよね。35歳以上は高齢出産になって、40歳を過ぎると自然妊娠の確率が5%くらいまでさがってしまう。など。
しかし、男性の妊活について調べてみると、男性も35歳を過ぎると精子の老化が始まるらしいのです。40歳になってもまだまだ若い気でいたのですが、もう老化が始まって5年もたっていたんですね。
改めて、無職なってる場合なのか・・・と凹んだりします。
精子の機能をみる項目としては、量、数、濃度、運動率、正常形態率などありますが、まず数が35歳くらいを境に減ってくるそうです。
続いて濃度や正常形態率が40歳を境に減っていきます。
男性は生涯現役!などという根拠のない自信を持ってはいけないんですね。確かに高齢の俳優さんが子供を授かったなどという話もありますが、それはそれで一例としてやはり高齢になるほど妊娠は難しくなっていくのは男性も同じということを認識する必要があります。
2人目不妊という現実
我が家は結婚した時が既に高齢出産の年齢だったのですが、結婚して1年後には第一子を妊娠することが出来ました。
翌年無事、男の子が生まれて、元気に育ってくれています。
なので、もしかしたら1人目がまだ授からない夫婦や、1人目が女の子で男の子が欲しいという夫婦(夫が長男だと親族からのプレッシャーを感じることもあるとか・・)とは妊活といっても少し状況は違うかもしれません。
1人目が生まれた後、2人目がなかなか授からないという夫婦も多いようで、それを「2人目不妊」といいます。
1人目が妊娠できたのだから2人目は大丈夫だろうと思いがちかもしれませんが、そうはいかないのが現実です。
それは・・
①1人目の時が運よく妊娠できていた
もともと夫婦どちらかに妊娠しずらい要素があり妊娠する確率が低かったにもかかわらず、運よく妊娠できたということがあります。
その場合は、2人目は妊娠の確率はやはり低くなります。
②夫婦生活の回数が減っている
女性・男性ともにホルモンバランスが変わり夫婦生活の回数が減ってしまうことがあるようです。
③1人目の時よりも夫婦ともに年を取っている
少なくとも1人目の妊娠時よりも精子・卵子は老化しているので妊娠の確率は1人目の時よりも低くなります。
①は何とも言えません。②は夫婦間の関係でなんとかなりそうです。
③がはやり一番大きいです。時間の流れはどうすることもできません。せめて精子の老化を何とかしないといけないですね。
精子の老化を防ぐためにできること
色々と妊活として考えないといけないことはありますが、まず基本的なところとして精子をできるだけ正常に保つ努力をしましょう。
そのためには次のような点に注意が必要です。老化を防ぐための方法を考えてみましょう。
- 精子を「熱」から守る
- 精子を「電磁波」から守る
- 精子を「酸化ストレス」から守る
それでは、それぞれ確認していきましょう
精子を「熱」から守る
精子は熱に弱いです。男性の性器が外側にでているのも温度調節が必要だから。夏の暑い時などタマタマが伸びているのは熱を発散させているんですね。人間の身体は温度にはとても敏感です1、2℃の違いがとても大きな影響を及ぼすので注意しましょう。
特に、次のような点は注意してください。
- ノートパソコンを太ももにのせて使う
最近は電車の中など色々な場所でノートパソコンを太ももにのせて使っている人を見かけます。
ノートパソコンはすごく熱をもちますよね。しかも太ももからタマタマは近いですよね。これは要注意です。 - 自転車に長時間乗る
運動をするのは良いことですが自転車に長時間乗ると股の部分が熱を持ってきます。股の部分が圧迫されるので血の巡りもよくないですね。これはあまりよくありません。長時間乗る時は、時々休むなど股間の温度をあげない工夫が必要です。
精子を「電磁波」から守る
これはまだ医学的な検証が十分ではありませんが、電磁波が人体に及ぼす悪影響については色々な論文が発表されています。
その中に電磁波は精子に悪影響を及ぼすという内容のものもあります。
携帯電話をポケットに入れたり、ノートパソコンを太ももにのせて使う(これは熱の観点からもよくないですね)などは避けた方がよいのではないでしょうか。
精子を「酸化ストレス」から守る
老化の原因は「酸化ストレス」です。これを防がなくてはいけません。つまり抗酸化しなくてはいけないのです。
対策としては次の3つが挙げられます
- 「抗酸化」に有効な抗酸化物質をとる
- 睡眠を十分にとる
- 禁煙する
「抗酸化」に有効な抗酸化物質をとる
次のような栄養が抗酸化の効果があるといわれています。食品からとるだけけでなく、サプリメントなども活用して効果的にとるように心がけましょう。
- リコピン(トマト、スイカ等に含まれる。)
- コエンザイムQ10(大豆、キャベツ、ほうれん草等。ビタミンEの働きを活性化)
- ビタミンE(かぼちゃ、モロヘイヤ、アーモンド等。Cと摂るとより活性化)
- ビタミンC(レモン、キウイ、赤ピーマン等。ビタミンEの働きを活性化)…etc
睡眠を十分にとる
睡眠不足によっても活性酸素は増えていきます。また、睡眠不足が続くとメラトニンという抗酸化力を持つホルモンも減少してしまいます。
活性酸素は疲れやストレスでも増えていきます。十分な睡眠で脳を休めてあげないと、すぐに疲れたり、ストレスに弱くなってしまい、どんどん活性酸素が増えていってしまうます。
そうならないためにも、十分な睡眠をとれるようにしましょう。
禁煙する
タバコの活性酸素は精子そのものを減らしたり損傷させたりします。精子の老化だけでなく、血流が悪くなるためEDの原因にもなります。
夫の妊活という意味ではマイナスな事しかありません。妊活は夫婦で取り組むものですから、タバコはやめるべきだと思います。
まとめ
35歳から精子も老化が始まってしまうということを知りました。
夫の妊活を考えるうえで、まずはこの精子の老化を何とかしないといけません。
しかし、対策としてはごく基本的な「栄養を十分に取る」「十分な睡眠をとる」「禁煙する」といったように健康に気をつかうことが重要なようです。
積極的に妊活するということであればサプリメントで栄養をとってみるのもよいかもしれません。
コエンザイムのサプリメントをいくつかご紹介します。コエンザイムには酸化型と還元型があり、還元型コエンザイムの方が吸収がよいそうです。
カネカの還元型コエンザイムQ10
毎日を健康に過ごしたい方をターゲットにしています。2週間お試しで500円なので、まずは試しに飲んでみるというのもよいのではないでしょうか。定価だと1ヶ月分3,800円くらいで売っているようです。
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Amazonなどで売っている還元型コエンザイムQ10だとリケンという会社が販売いしているものが一番安いようです。1ヶ月分で1,980円でした。まずはカネカの500円で試してから、カネカで継続するか、リケンに変えて継続するかという感じでしょうか。
もう一つ、夫の妊活用のサプリも紹介しておきます。
マイシード ー亜鉛配合ー
コエンザイムだけでなくその他の夫の妊活に必要な栄養がたくさん含まれています。
なので、コエンザイムだけのものより高いです。1ヶ月で11,980円。毎月お届けを選ぶと初回は安くなりますが、最低4ヶ月続けないといけないので、34,420円かかることになります。
1つのサプリメントで妊活に必要な栄養を多くとりたい人や、今後4ヶ月以上妊活に取り組むことが決まっている人は検討してもよいのかもしれませんが、夫の妊活についてまだ調べ始めたばかりの僕にとってはハードルが高いサプリです。。。
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妊活に関するサプリを3つご紹介しました。どのようなサプリを飲むとしても継続していくとなるとそれなりにお金もかかります。どのようなサプリを飲むかは夫婦で十分に相談して検討する必要がありそうですね。
コエンザイムQ10は抗酸化物質ということでアンチエイジングで飲む方も多いです。妊活だけでなく、いつまでも健康で過ごすという目的で夫婦そろって飲むのもよいのではないでしょうか。