ふるさと納税の控除の罠とは
昨日から風邪で寝込んでいます。(インフルエンザではなくてよかったです・・)
あまりパソコンでの作業もできないので、雑誌を読んだりしてゴロゴロしています。
読んだ雑誌の中にふるさと納税の記事があったのでちょっと調べてみました。
2,000円でなんでも手に入る?
年末になって、CMなどでもよくきくようになった「ふるさと納税」。
自分のふるさととは関係ないところにでも寄付できて名産品をお得にゲットできる!ということで話題になっています。
ゲットできることとしては次ようなものがあります。
・家族でA5のサーロインステーキを食べる
・料亭の個室で懐石料理を楽しむ
・ダイビングを体験する
これが実質2,000円というのかなかなかお得ですね。
実質2,000円というのは、実際には次のようなステップが必要になるからです。
・指定された額の寄付をする
・所得税の還付・住民税の控除の申請をする
・税金が控除される
寄付をした額と控除される税金の金額の差で実質負担額きまります。
これが2,000円になるということですね。
基本的には2,000円で色々お得なのですが、控除の罠には注意が必要です。
返ってくるお金に上限がある
実は「ふるさと納税」で控除される金額の上限は今年の収入・所得・各種控除によって算出されるんです。
■実質負担2,000円で済む寄付の限度額の目安
1人分の 給与収入 |
独身 | 夫婦 子供1人 (16歳未満) |
夫婦 子供1人 (16-19歳) |
共働き 子供1人 (16歳未満) |
300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 11,000円 | 28,000円 |
400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 25,000円 | 42,000円 |
500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 40,000円 | 61,000円 |
600万円 | 77,000円 | 69,000円 | 60,000円 | 77,000円 |
上限を超えて寄付をしてしまうと、還付・控除が受けられません。
場合によっては自分の負担額が2,000円を超えてしまうこともあるので注意しましょう。
控除額をシミュレーションしてみよう
「ふるさと納税」の手続きをWebから簡単にできるサービスを提供している「さとふる」では
年収と家族構成からざっくりと控除シミュレーションする事ができます。
収入・所得・控除を細かく入力して正確な金額をシミュレーションすることもも可能です。
控除シミュレーション
「さとふる」のサイトでは数分でシミュレーションできますし「ふるさと納税」で手に入る色々な品物を見ることもできます。
ランキングで人気商品もわかるので魅力的な商品がたくさんみつかると思いますよ。
今年は4KテレビやPCなどの高額商品や宿泊クーポンなどが人気。
牛肉やタラバ蟹、日本酒やワインなども種類が豊富にあって迷ってしまいます。
ぜひ自分が寄付できる上限を把握したうえで、色々な特産品を探してみてください。