こんにちは、マユハルです
先日、高齢者の定義を75歳からにしてはどうかという提言があり話題になりましたね。
元気なお年寄りが増えていることを踏まえての提言です。
元気なお年寄りが増えた影響からか電車でお年寄りに席を譲るということも減っているのだとか。
お年寄りだけでなく、40代50代も昔に比べれば元気ですよね。
先ほど紹介した記事には54歳の有名人が二人紹介されていました。
一人はサザエさんの波平さん、もう一人は藤井フミヤさん
同い年の二人と聞くとちょっと違和感がありますよね。
サザエさんの連載が始まったころの50代は波平さんのようなイメージだったのでしょう。
それが今では藤井フミヤさんのような若々しいイメージです。
今の40代50代は昔に比べれば若々しく、活動的な人が多いですよね。
仕事についてももっと活動的になってもよいのではないでしょうか。
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目次
今の40代に転職活動を勧める理由
今の40代は昔の40代とは違います。
今の時代に合った生き方をしなければいけません。
40歳という年齢の立ち位置
高齢者の定義が75歳になったとします。
そうなると、いつの日か年金の受給開始も75歳になるかもしれません。
今の40歳が75歳になるまでは30年もあります。
その間に高齢化がどんどん進んで元気なお年寄りが増えると考えると十分あり得る話ですよね。
そうなると75歳までは自分の力で稼がないといけないということです。
以前は定年が60歳の会社が多かったですよね。
仮に20歳で働き始めたとして、60歳定年だとしましょう。
40歳といえばもう折り返し地点です。
折り返し地点まで来ていると考えれば、今までの経験を元に確実な道を進むという考えもありですね。
しかし、定年が75歳だとどうでしょう。
40歳なんて定年までの半分どころか三分の一を少し超えたくらいです。
まだ残り三分の二もあるのに、今までの経験だけでこの先を決めてしまっていいのでしょうか。
まず40歳という年齢がまだまだ社会人生活の初めの方だということを意識しましょう。
今の会社はずっと存在するのか
昔の会社といえば終身雇用が前提のところが多かったですよね。
40代になれば中間管理職になり、日々の仕事をこなしていくイメージでしょうか。
今は10年先に今の会社があるかどうかもわからない世の中です。
40代になったからといって今の会社で仕事を続ければ安泰ということはありません。
インターネットが普及し始めて20年で世の中は大きく変わりました。
有名で大きな会社も衰退していったり、小さなベンチャーがあっという間に世界で有名になったり。
自分の今いる会社はこの先ずっと存在するでしょうか。
もちろん答えは「わからない」でしょう。
(もし答えが「なくなる」と思うのであればすぐに転職活動しましょう。)
今の会社に愛着もあるでしょうし、一生懸命仕事をしていれば会社を支えることもできるでしょう。
しかし、今の会社がずっとあると信じて、そこだけが居場所と思っては危険です。
常に世の中の動きを感じるようにしておきましょう。
特にこれから伸びる業界・衰退する業界は要チェックです。
伸びる業界のキーワードは「IT」「グローバル」「高齢者」。
今の会社はこのキーワードにちゃんと取り組めていますか?
働き方の変化
ここ数年でワークライフバランスについての議論が活発になっています。
過酷な労働による悲しい事件も起こっていますよね。
ワークライフバランスについてはきれいごとという意見もあるでしょう。
男性が育児休暇を取ったために、嫌がらせを受けて退職に追い込まれたという話もあります。
日本はまだまだ仕事と家庭の両立についての理解がないと感じますね。
仕事によってつらいことがおこっている現実を考えなければなりません。
人生で一番大切なものはなんなのでしょうか。
人生=仕事ではありません。
仕事の他にも家族や友人・趣味の時間など人生には大切なものはたくさんあります。
日本人は仕事の優先順位が高すぎますよね。
もっと人生について考えた方がよいのではないでしょうか。
以前ネットで話題になっていた外国人留学生が新聞に寄せたコメントが心に響きました。
私は日本に来るまで、日本は立派な偉大な国だと思っていた。
来日当初も、街の発展ぶりや人々の生活の豊かさを見て、私の国ベトナムとの差は大きいと感じた。
きっと日本人は自分の国に誇りを持ち、幸せだと感じているのだろうと思っていた。しかし、来日から10カ月が過ぎた今、実はそうではないように感じる。
日本は、世界でも自殺率が高い国の一つだという。
電車の中では、睡眠不足で疲れた顔をよく見る。
日本人はあまり笑っていないし、いつも何か心配事があるような顔をしている。日本人は勤勉で、一生懸命働いて今の日本を建設した。
でも、会社や組織への貢献ばかりを考え、自分の成果を自分が享受することを忘れていると思う。
ベトナムはまだ貧乏な国だが、困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺を考えない。経済的豊かさは幸福につながるとは限らない。
日本人は何のために頑張っているのか。
幸福とは何なのか。日本人自身で答えを探した方がいいと思う。
今の皆さんの働き方はどうでしょう。
胸を張って幸せな働き方をしているという人はどれくらいいるでしょうか。
40代といえば社会人の経験も積んできていますが、これから先はまだまだ長い人生が残っています。
改めてこれから先の人生をどのようにするかを考えるにはよいタイミングではないでしょうか。
40代で転職活動をすることの意味
40代で転職活動を勧めるのは次の2点からでした。
- 40代がまだまだこの先の仕事人生が長いということ
- 今の会社がこの先ずっとあるかはわからないということ
とはいえすぐに転職を考えていない人も多いでしょう。
それでも転職活動をする意味はあります。
なぜなら、転職活動のゴールは転職することではないからです。
転職活動のゴールは自分が納得できる働き方を見つけることなんです。
転職活動をしてみた結果、今の会社での働き方を少し変えれば良いことが分かったということもあります。
では具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。
僕の経験を踏まえて、次の3点をオススメします。
- 自分の市場価値を確認する
- 求人をチェックする
- エージェントに相談をする
自分の市場価値を確認する
普段、自分の市場価値を意識することはあまりないかもしれません。
市場の価値を確認しておくことは大切です。
今の会社での評価が納得のいくものかどうかの指標にもなりますよね。
どういったポイントで市場価値が決まるかを知っておくということも仕事に取り組むうえで参考になるでしょう。
求人をチェックする
求人をチェックする目的は各業界の働き方を知ることです。
想定の年収や勤務時間、求められるスキルなど会社によって違いますが、おおよその傾向を掴むことができます
もちろん業界が定まっていれば各企業ごとの特長をさらに詳しくチェックしていくことも必要です。
大手転職サイトだとかなり多くの求人が出ています。
業界や勤務地、条件によって検索もできますので興味のあるところで探してみましょう。
転職サイトから応募もできますが、あまりオススメしません。
実際に応募する意思がある場合はエージェントに相談をしましょう。
エージェントに相談をする
転職活動で一番活用してもらいたいのはエージェントです。
エージェントを使うメリットは次の3つです。
- 求人の数や情報が多い
- 事務的な手続きを代行してくれる
- 転職活動のアドバイスをしてくれる
求人の数や情報が多い
転職サイトに出ているのは一般に公開されている求人です。
エージェントは一般には公開されていない求人も持っています。
企業の担当者から直接エージェントだけに依頼するような求人もあるんですね。
また、転職サイト上には出ていない情報もエージェントは持っています。
分かりやすいところでは求人として想定している年齢などですね。
過去の面接でどのような質問があったかなど教えてもらえるのも助かりますね。
転職を成功させるためにはどれだけ情報を集められるかがポイントですのでエージェントからたくさん情報をもらいましょう。
事務的な手続きを代行してくれる
直接応募した場合は面談日の調整や条件の確認など会社とのやり取り全てを自分でしなければいけません。
面談日の調整くらいであればそれほど難しくはありません。
しかし、年収などの条件面の交渉はある程度テクニックが必要になってきます。
ここは間にエージェントに入ってもらった方がやりやすいでしょう。
また、面談の結果のフィードバックなども直接のやり取りだとあまりもらえないかもしれません。
特に不採用となった時の理由を知りたいとしても直接だと聞きづらいですよね。
エージェントが入って確認することで次につながるようなフィードバックをもらうことができます。
転職活動は多くの事務的な手続きが発生しますのでスムーズに転職活動を進めるためにエージェントに協力してもらいましょう。
転職活動のアドバイスをしてくれる
エージェントを利用した転職活動の場合は最初にエージェントと面談をします。
その時に確認されるのは過去の経歴や自分の強み、転職理由や希望する条件など。
これらをもとに求人を探してくれるということです。
自分の強みや転職理由は採用面接でも聞かれるものですが、なかなかうまく伝えられなかったりしますよね。
エージェントと話をする中で、もっとこういう表現の方が伝わりやすいなどのアドバイスをもらえます。
また、転職理由などを説明する中で「今の会社でそれはできないんですか?」と聞かれることもあります。
場合によっては転職ではなく今の仕事をつづけた方がよいのではないかというアドバイスもくれるんですね。
自分ひとりで転職活動をしていると、転職することほうに意識が行ってしまいがちです。
エージェントと一緒に活動することで、本来のゴールである「自分で納得のできる働き方」を見つけることができます。
大事なこと
今の40代は昔に比べて若々しく元気です。
そしてまだまだ長い期間働かないといけません。
これからの長い人生を考えて、一度今の働き方、家族との時間の取り方を考えてみてもよいのではないでしょうか。
考えるきっかけとして転職活動をしてみるとうのも一つの方法です。
最終的に転職するかどうかはともかく、転職活動を通して見えてくるものが何かあるはずですよ。
自分の市場価値の確認とエージェントの相談のついてオススメを紹介しておきます。
MIIDAS
MIIDASはWeb上でいくつかの質問に答えるだけで想定年収が確認できるサービスです。
求人情報も持っていて、登録すればオファーをもらうこともできます。
MIIDASの詳細は過去の記事を参考にしてください。
リクルートエージェント
過去に10人以上のエージェントにあっていますが、リクルートエージェントのエージェントがオススメです。
情報量と動きの良さは一番ですね。
大手なのでエージェントに対してアシスタントがついているので土日含めいつでも対応してくれます。