ソーシャルを使った転職活動
転職活動はどのように進められているでしょうか。
転職サイトに登録して、エージェントに相談したり。ハローワークに通ったり色々時間がかかりますよね。
今はソーシャルを使ってすぐに登録できる時代になりました。特にIT系の転職活動で利用している人は増えています。
有名なところではWantedlyやLinked Inなどがあります。
ただ、これらのサービスは企業を探すという意味ではあまり使い勝手がよくなく、情報を登録してスカウトを待つという使い方に向いていると思います。
企業としても、友達のつながりがわかるくらいで、本当のソーシャルな活動というのは伝わらないというのが現状でした。
そんな中、Facebookを利用した転職サービスが始まりました。それがFacebookを利用した新感覚転職アプリ『Switch.』です。
Facebookを利用したサービスといってもタイムラインに何か出てきたり、自分の投稿がすぐに企業に見られるということではありません。Facebook内でのアプリとして求人の検索をしたり企業とメッセージのやり取りができるというものになります。
Switch.を利用するメリット・デメリット
なんといってもメリットはすぐに登録できて、後は待つだけという手軽さではないでしょうか。
ネット業界の有名な企業が参加しているので、登録はしておいて損はないと思います。
また自分で求人を探して応募するという場合でもWantedly、Linked Inと比べて求人検索の条件が細かく設定できるのは便利です。希望の年収や従業員規模、上場しているか、外資系かなどの条件があります。
IT系の求人はベンチャーから大企業まで幅広いので、事前に希望条件で絞り込まないと対象の企業が多すぎて大変です。
デメリットとしては求人の件数でしょうか。Wantedlyが3,771件に対してSwitch.は1,641件です。(2016年10月4日時点)
ただ、ざっと見たところ有名どころは登録されていたので、希望の求人が全く見つからないということはないと思います。
Switch.での転職活動の進め方
最初に登録するのは氏名、生年月日、在籍企業情報、業務内容、業界・職種とプロフィール公開範囲です。
プロフィール公開範囲でスカウトを受けたくない企業やプロフィールを知られたくない企業を登録することができます。
Facebookを利用していますが、マッチングするまではあなたの氏名、プロフィール写真は企業に公開されません。
マッチング後、相手企業にのみ氏名、プロフィール写真が公開されます。
※ずっと匿名にしておきたい場合は最初の登録時に公開範囲を設定する必要があります。登録完了後の変更はできないようです。
一旦登録すると、Facebook上で専用のページが作られます。追加で以下の項目も登録可能です。
- キャリアサマリー
- スキル
- 学歴
- 語学レベル・資格
- 受賞歴
- 出版物・Web掲載
- その他
内容が充実していればそれだけスカウトが来る確率が高くなるという事ですね。
また、求人を検索して応募することもできます。Switch.上では「この求人にいいね!する」という表現になっています。
いいね!すると企業の担当者に通知がいって、興味があればメッセージがくるという流れになります。
アプリもあるので、企業とのやり取りは楽にできそうです。
まとめ
Facebookを利用したスカウトサービスのSwitch.をご紹介しました。これは今までの転職サイトとソーシャル系の転職サービスの中間くらいのイメージで、手軽さと細かさがちょうどいいバランスのように感じました。
プロフィールの登録といっても、基本的な内容が中心です。すぐに転職を考えていなくても、スカウトが来るのかどうか登録してみるのもよいのではないでしょうか。
◎⇒Facebookを利用した新感覚転職アプリ『Switch.』に登録する