たった2年の2シーズン制
今日と土曜日にJリーグのチャンピオンシップがありますね。
今年は浦和vs鹿島。赤いチーム同士だから2試合ともスタジアムは真っ赤になります。
1stシーズンの1位の鹿島と2ndシーズンの1位の浦和なのである意味順当な対戦。
鹿島は年間勝ち点3位でしたが、年間勝ち点2位の川崎を破っての決勝ですね。
鹿島の終盤の失速具合からするとちょっと意外な結果でした。
川崎は持ってないチームという印象がぬぐえません。。
風間監督の退任と大久保の移籍が決まって、最後にみんなでタイトルという雰囲気になったとは思うのですが。。
今年勢いのある浦和と、勝負強い鹿島。これはなかなか面白い戦いですね。
なかなか民放のゴールデンでJリーグ中継というのもないので楽しみです。
しかし、このチャンピオンシップも今年が最後。
たった2年でまた1シーズン制に戻ることが決まりました。
理由は英動画配信大手パフォームグループと、2017年から10年間の放映権契約を結ぶことが決まったから。
総額2100億円にもなるそうで、Jリーグとしてはありがたい話だったようです。
その結果、2シーズン制をやめて1シーズン制に戻すんですね。
つまり2シーズン制はお金、つまり民放での放送のためだったということです。
Jリーグ人気のためにはどっちがいいのかな
もともと選手やサッカーファンからは1年間通しての1シーズン制を希望していたんですよね。
海外の有名リーグは1シーズン制のところが多いですし。
2ステージ制になってからも年間の勝ち点1位を目指すといっている選手が多かったです。
なので、来年から1シーズン制の戻るのはよいことだと個人的にも思っています。
しかし、Jリーグを盛り上げるという意味ではどちらがいいのでしょうか。
チャンピオンシップがなくなってしまうとまた民放で取り上げられる機会は減ってしまいます。
今やネットの時代ですが、やはりテレビでの露出があるかないかでは認知はかなり違いますよね。
ただでさえサッカーの話題といえば日本代表か海外で活躍する日本人選手くらい。
なかなかJリーグの話題を目にする機会はないですよね。
チャンピオンシップをすることで少しでも注目された方がよいのではと思ったりもします。
本当はチャンピオンシップ以外のシーズンも注目してもらいたいのですけどね。
なぜ野球に勝てないのか
チャンピオンシップは野球でいう所の日本シリーズ的な存在です。
正確にはだいぶ違いますが、リーグ戦が終わってから、上位のチームだけで争うという意味で。
野球にもし日本シリーズがなくなっても、シーズンの注目度が下がることはないでしょう。
ではなぜJリーグは野球と違ってシーズンに注目してもらえないのでしょう。
歴史の問題もあると思いますが、野球とJリーグの人気の違いを分析することでJリーグの今後の課題も見えてくるでしょう。
時々Jリーグの今後についても書いていこうと思います。