こんにちは、マユハルです
40代になるとだんだんと記憶力が落ちてきている感じがしますよね。
体力も落ちてきて老けていく一方という気がします。
記憶力が落ちてきたのはなぜなのでしょう。
やはり年齢とともに脳の機能が落ちていってしまうということなのでしょうか。
実は脳の機能自体は年齢とはあまり関係がないそうなんです。
ではなぜ記憶力が落ちてきたと感じてしまうのでしょうか。
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目次
本当に記憶力は落ちてきたのか
記憶力が落ちてきたのかどうかを考える前に
どういう時に記憶力が落ちたと感じるかをみてみましょう。
例えば…
- 昨日食べた夕飯が思い出せない
- 昔は流行っている歌は覚えられたのに最近の歌は覚えられない
- いま受験勉強しても受かる気がしない
他にもあなたが感じるときはどんなときでしょうか。
例を上げればきりがありませんよね。
これらは本当に記憶力が落ちてきたから起こることなのでしょうか。
記憶力の特性を理解しよう
実は先の例は単純に記憶力が落ちたからという理由だけで起こる現象ではありません。
記憶力の特性から考えればある程度は仕方のないのことなんです。
特性1:脳は興味のあることを覚える
脳に記憶していくためには、記憶する対象に興味をもつことが必要です。
例えば趣味のこと、野球が好きであれば好きなチームの選手は覚えられますよね。
では、昨日の夕食に興味はありますか?
有名なレストランで食事をした、子供が手料理を作ってくれた など
特別な夕食であればすぐに思い出せるでしょう。
普段の夕食はそこまで意識しながら食べるものではありません。
(もちろん毎日作ってもらっていることに感謝はしていますよ。)
覚えようと思っていないことを思い出しにくいというのは仕方のないことです。
自分が若い時に同じように昨日の夕食を思い出そうと思ったとしても
今とそれほど変わらない記憶力ではないでしょうか。
特性2:脳はインプットよりアウトプットの方が覚えやすい
勉強や仕事にかかわらず次のようなことを聞いたことはありませんか
「人に教えることで自分の理解も深まる」
アウトプットする回数が多い情報ほど脳が重要情報と判断して記憶していくからなんです。
先ほどの例だと、最近の歌をアウトプットする機会(例えばカラオケで歌うなど)はありますか?
若い頃はカラオケに行ったり、ライブに行ったり。
流行っている歌について友達と話す機会もありましたよね。
曲を聞いてインプットするだけでなくアウトプットする機会が多くなければなかなか覚えられません。
曲を覚えるということに関しては記憶力が落ちたのではなく、記憶しやすい環境ではなくなったというところでしょう。
特性3:脳には睡眠が必要
記憶と睡眠には深い関係があります。
1日の中で覚えたことを寝ている間に整理して記憶として定着させていくんですね。
若い頃は生活リズムは多少乱れたとしても睡眠は取れていたのではないでしょうか。
徹夜した分、授業中寝ていたりしていませんでしたか。
社会人になると毎日朝から晩まで働き通しです。
家族がいると自分の時間もなかなかとれないでしょう。
そんな中で何か新しいことを勉強するとして、どうやってその時間を作りますか?
多くの人は睡眠時間を削ってしまうのではないでしょうか。
新しいことを覚えるために睡眠時間を削ったとします。
睡眠時間を削ると覚えたことが定着しないのでなかなか勉強が進みません。
これでは効率が悪いですね。
年をとると新しいことを覚えられないのではなく
覚えたことを定着させる時間が取りにくくなってきているといえるでしょう。
記憶力は鍛えられる
脳の特性を考えると、記憶力を鍛えるには次のようにすればよいことがわかります。
興味を持ったことを、人に教えながら覚える。ただし生活リズムは乱さない。
どうでしょうか。
確かに興味を持ったことであれば覚えられそうですよね。
さらに記憶力をよくするために心がけておきたいことがあります。
それは脳が働きやすい環境を整えることです。
脳を働かせるために必要なこと
脳の機能自体は年齢によって衰えることはないということですが、年齢によって脳が働きにくくなる可能性があります。
それは次の2点からです。
- 脳が働くために必要な栄養が不足する
- 脳に送られる血液が不足する
脳が働くためには脳の神経細胞間で情報を伝え合う必要があります。
そのために必要な栄養素がDHAなんです。
青魚を食べれば頭が良くなる というようなことがいわれているのは青魚にDHAが豊富に含まれているからなんですね。
生活には頭がよくなるというよりも頭が働きやすくなるということでしょう。
脳が働くためには血液が必要です。
頭に血が回らないでぼーっとしてしまった経験は誰しもありますよね。
年をとってくるとこれまでの食生活の影響などで血管が詰まりやすくなったり血液がドロドロになってしまったりします。
その結果脳に送られる血液の量が減ってしまい、脳の働きが悪くなるということがあるんですね。
血液をサラサラにする成分も色々ありますが、脳の働きを考えるとEPAがオススメです。
EPAは血液をサラサラにする効果とともに、DHAと同様に脳の働きを良くする栄養でもあるんです。
つまり脳の働きを良くするためにはDHA / EPAを多くとることが大切になります。
厚生労働省はDHA / EPAの1日の推奨摂取量は1,000mgとしています。
青魚やレバーなどDHA / EPAが豊富に含まれている食品はたくさん食べるようにしましょう。
それでもDHA / EPAは不足しがちです。
そんなときはサプリメントを使って栄養補給をしましょう。
たくさんの種類のDHA / EPAのサプリメントがあって
どれを飲めばよいのかわからないというあなた。
オススメのサプリメントのランキングを作りましたので参考にしてください。
大事なこと
物事を記憶するときには脳の特性を理解して、上手に記憶していくようにしましょう。
年齢を理由に諦めてしまってはどんどん記憶する習慣がなくなっていってしまいます。
脳は使い続けることで働きもよくなっていきます。
脳を使い続けることと、使い続けるために必要な栄養をとることが重要です。
脳は100歳になっても元気に働いてくれます。
いつまでの健康な脳で楽しく生活できるように、脳とうまく付き合っていきましょう。