人は見た目が9割
人は見た目が9割という話を聞いたことはありますか?
見た目というのはどういうこと、9割ってなんのことなのでしょう。
人に何か伝えるためには、話す内容よりも見た目の方が影響が大きいというようにいわれています。
9割という数字のもととなった研究での実験は次のようなものでした。
実験:矛盾のある内容の話をした時にどのように受け取り方をするか。
その受け取り方に与える影響のある要素は何か。
結果:話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合となった。
視覚と聴覚、つまり内容以外の要素で93%を占めているんですね。
この実験結果を受けて「見た目が一番重要」あるいは「話の内容よりも喋り方のテクニックが重要」という結論で紹介されることが多いです。
実際の実験とは微妙に趣旨が違う所があるものの、見た目の重要性はやはり大きいのではないでしょうか。
人として認められないと話を受け入れてもらえない
初めてあった人に話を聞いてもらおうと思ったときに、見た目は重要です。
話の中身を聞いてもらえない時は、相手が話している人のことを重要と思っていないことが多い。という意見もあります。
いかに相手に人として認めてもらうかということが話を聞いてもらうための第一歩と言えるでしょう。
セールスマンの見た目といえば、服装や髪型になりますね。
高級スーツに身を包むとかかっこいい髪形にするとかではなく、清潔さ誠実さをアピールできるような見た目がよいのでしょう。
ブログも見た目が9割?
一方ブログはどうでしょう。見た目が9割になるのでしょうか。
先ほどの聴覚、視覚をブログに当てはめるとすると、、
・聴覚・・・文体
・視覚・・・ブログのデザイン、記事の画像など
確かに、記事の内容よりも聴覚・視覚の影響も大きそうな気がします。
どれだけ内容の濃い記事であっても、デザインがダサかったりすると、ちょっと受け入れにくかったりするかもしれません。
また文体が自分の好みに合わなかったら読んでいるうちに飽きてしまいますよね。
相手が目の前にいる会話と違って、ブログの場合は読み手が自由にページから離れることができます。
そういう意味ではブログも見た目が9割といっても過言ではないのかもしれません。
見た目で読みたいと思われる、つまり認めてもらえないと読み進めてもらえないですね。
個性を出せるのは残りの3割
ではブログの見た目はどこまで工夫できるのでしょう。
ブログには大きく分けて、無料ブログと自分で作るブログがあります。
無料ブログは基本的には共通のデザインですね。
もちろんデザインのテンプレートはたくさん用意されているので個性を出すこともできます。
自分で作るブログで最近の主流はWordpressというソフトでしょう。
これはデザインも自由にできて、自分でカスタマイズできる範囲が広いです。
しかし、こちらも基本的には誰かが作ったデザイン(Wordpressではテーマといいます。)を使うことがほとんど。
知っている人が見ると、あのテーマを使ってるな、というのがわかります。
つまり無料ブログにしろ自分で作ったブログにしろ基本的なパーツは大体似たようになってくるんですね。
見た目の7割くらいはどのブログサービスにするか、どのテーマにするかで決まっているようなものでしょう。
それでも、ロゴの作り方や、カテゴリ・文章の構成、強調の仕方など、細かい部分でこだわっていくことはできます。
そうした少しづつの積み重ねで見やすいブログを作っていく努力が必要なんですね。
僕もまだまだブログを始めたばかりなのでデザインはテーマの初期設定そのままにちかい状態で使っています。
世の中の読みやすいたくさんのブログのいいところをお手本にして、少しずつ改善していかないといけません。
今後、このブログもデザイン改善しつつ、その内容を記事で紹介していきたいと思います。