こんにちは、マユハルです
Jリーグ開幕までもう少しですね。
今年から1ステージ制に戻って1年間通しての戦いになります。
多くの選手やサポーターが1ステージ制復活を望んでいたのでいいことですよね。
しかし、チャンピオンシップがなくなるので民放での放送は減ることになりそう。
Jリーグは今後盛り上がっていくのでしょうか・・
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Jリーグ発足当初はプラチナチケットだったが・・
Jリーグが発足した1992年の盛り上がりはすごかったですね。
民放でもたくさんサッカーの試合を中継してくれていました。
チケットは全然取れずプラチナチケット化。父親がガンバ大阪VSヴェルディ川崎のチケットを取ってくれた時は本当に嬉しかったですね。
しかし今やJリーグのチケットが完売になることはあまり多くありません。
一部の人気のチームや優勝のかかるような大事な一戦くらいではないでしょうか。
スタジアムにサッカーを観に行くほどのサッカー好きというのは多くないのでしょうか。
いやいや、日本代表戦は完売になるのですからたくさんサッカー好きはいるはずです。
もっとJリーグの試合を観るためにスタジアムに足を運んでもらうにはどうすればよいのでしょうか。
Jリーグにも必要な「脱ガチ思考」
ネットで調べ物をしている時にファン獲得に書かれた記事を見つけました。
ベイスターズは2011年末、新日本プロレスは2012年初に経営の母体が変わり、業界外からやってきた新たなリーダーが舵取りをすることになった。経営手腕の中でも、私が着目したのは、「生活者の目線」からプロ野球やプロレスをとらえ直したことだった。
プロ野球もプロレスもプロのスポーツなのですから勝ち負けにこだわった世界なのは間違いありません。
しかしそこに生活者の目線からファン心理をとらえなおしたのです。
- 生の野球をつまみにビールと会話と雰囲気を楽しみに来ている
- プロレスの事業は音楽業界のアーティストビジネスと一緒であり、「プロレスのリング上のライブとは古臭いのではなく、最先端のキャラクターコンテンツなのだ」
そうすることで勝ち負け以外の価値を提供することができ、徹底的にこだわるガチなファンではないライトなファン層を獲得できるわけです。
Jリーグのスタジアムでのガチなファンといえばゴール裏のサポーターですよね。
僕もスタジアムに行くときはゴール裏で大声で歌いながら応援するので楽しさはよくわかっています。そして試合の見やすさだけを考えるとゴール裏がそれほど見やすい場所ではないことも知っています。
サッカーの中継を観るとサポーターが映るのはゴール裏ですよね。
一番盛り上がっているのですから当然です。
しかし、スタジアムに行ったことのない人が初めて行くときにはゴール裏だと楽しめないでしょう。
スタジアム観戦をもっと楽しめるように
もっとライトなファンがスタジアムで楽しめるような取り組みが必要ではないでしょうか。
例えば・・
- 初めての人に見やすい座席をホームページで教えてあげる
スタジアムに行くときの最初のハードルがどの席で観ればいいかわからないということです。
座席の種類がたくさんあるんですよね。
どの場所がいいのかわからない、座席ごとの決まり事とかがわからないといった不安をなくすように各チームのホームページでガイドを作って欲しいです。 - 試合の楽しみ方が聞ける端末を用意する。
美術館や歌舞伎などでは音声ガイドが借りられたりしますよね。
テレビ中継ではないスタジアムならではの試合の見方を教えてもらえると嬉しいはず。 - 敵味方関係なくいいプレーはリプレイを流す
アウェイのチームがゴールを取った時は何事もなかったかのように得点者の名前だけが放送されたりしますよね。
ホームのチームのサポーターからすれば見たくないシーンかもしれませんが、素晴らしいプレーは敵味方関係なくリプレイしてもらいたいです。 - 試合中でも飲食物を買いやすいようにする
サッカーは45分間止まらないのでその間に飲食物を買いに行くのが難しいんですよね。
逆にハーフタイムはどの売店も激混みという・・・
野球場のように売り子を回らせるとか、注文と会計はスマホで終わらせて商品を受け取る仕組みを作るとか。
もしかしたらスタジアムによっては既に対応しているものもあるかも知れません。
しかし、これまでJ1、J2含め20のスタジアムで観戦してきた感覚だとまだまだスタジアム観戦には改善の余地があります。
大事なこと
DAZNとの10年間の大型契約によってJリーグは潤沢な資金を手にすることができました。
資金の使い方として既にリーグ戦の優勝賞金の増額などが発表されています。
クラブの強化のためにお金を使うのはとても良いことだと思います。
一方でライトなファンを獲得するためにもお金を使ってほしいですね。
これからの10年はJリーグが伸びるか停滞するかの大きな分かれ目になる時期になるでしょう。
Jリーグを盛り上げていくためにもスタジアムに応援に行きましょう。